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どんな国を、旅してみたいですか…? From VALVANEでは、海外旅行をされる方がもっと旅を楽しめるよう、旅の情報を集めるお手伝いをしたいと思います。

旅を楽しむために、大切なこと…。
海外旅行を楽しむためには、もちろん観光地の見どころや宿泊施設、航空チケットについての情報も大切ですが、From VALVANEでは何より「安全であること」が大切であると考えています。 トルコ、カボチャの種取りを手伝う姉弟。安心出来てこそ、旅は楽しめるものですからね。そしてその上で、「その国、その地域の歴史や文化、習慣について」もっと理解を深めることが出来たら…。旅はもっと楽しくなると思いませんか?
そのためにFrom VALVANEでは、旅行先の安全性やお国柄などが良く現れていると思われるニュースを中心に、ピックアップしていきます。

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・ Wikipedia「バクラヴァ」にて、紹介されています。
・ カナダ、バンクーバーの日本語情報雑誌「Oops!」にて、紹介されました。
  http://www.oopsweb.com/2007/focus/new/1b1.htm (ウェブ版)

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オリセットネットが人々をマラリアから救い、貧困から脱出させる
オリセットネット―― 簡単に言えば、ただの「蚊帳」。いえ、本当は「ただの」蚊帳ではなくて特殊加工をした蚊帳ですが、こんな、言ってみれば「前時代的な」もの が、5億もの人々の健康を守り、100万人以上の命を救っている…と言ったら、驚きますか?

住友化学の蚊帳、オリセットネットがアフリカの人々をマラリアから救い、貧困からも脱出させる。その「オリセットネット」を製造しているのが、住友化学。日本企業が軒並み、ヨーロッパの企業に遅れを取る中、いち早くアフリカ進出を決め、着実にアフリカでの存在感を上げている企業です。その原動力となっているのが、マラリアを媒介する蚊を寄せ付けない、防虫剤を練りこんだ蚊帳「オリセットネット」と言うわけですね。

そう、マラリア…。

世界で毎年5億人が発症し、100万人以上が命を落としているとされていますが、そのうちの約9割が、アフリカのサハラ砂漠以南の地域、サブサハラで発生しています。それによって、何が起きるか?

まず、元々まだめぼしい産業がないアフリカの国々では、現金収入にありつける仕事に就いている人は、ごく一部にすぎません。生活が苦しい…。  そんな中でマラリアのために多額の医療費が掛かってしまうと…!  生活は、いっぱいいっぱい。子供たちを学校に通わせる余裕もなくなってしまうのです。そして、学校に通えない、最低限の知識もない…となると、現金収入が得られる仕事に就くのは難しい。こんな悪循環を生み出しているのが、「マラリア」です。

そんなわけで、低価格で購入できて、蚊から身を守れる「蚊帳」は、アフリカの人々にとってはうってつけなのですが、オリセットネットの凄いところは、防虫剤を繊維に練り込んだことで、防虫成分をスローリリース(ゆっくり放出すること)ができることと、洗濯しながら5年間の使用に耐えること。 そんなわけで、マラリア対策向けにオリセットネットの需要は、一気に拡大。2004年には、米タイム誌の「世界で一番クールな技術」にも選ばれ、現地企業と合弁企業で進出しているタンザニアでの生産量は、年間1000万張りに達しています。


…と、これだけでも素晴らしいのですが、オリセットネット(住友化学)は、マラリアによる悪循環をも、断ち切ることに成功してしまいました…

経済性
・ 低価格であるため、大量購入・配布しやすい。(主な購入先は、国際機関)
・ 使ったら終わりの防虫剤と違い、蚊帳は繰り返し何度でも使える。
  防虫機能も、洗濯しながら5年間の使用に耐えることが出来る。
・ 感染を予防することで、治療費を削減。
・ 病気で働けなかった時間が、働けるようになることで収入が増える。
・ 家計が安定することで、子供を学校に通わせられるようになる。
  これにより、将来的な収入増が見込めるようになる。
  (住友化学では、いったん上がった利益も「学校建設」などの形で、再度地域に還元している。)

雇用創出
・ 直接雇用だけでも3200人だが、運送や補修など周辺ビジネスも考えると、
  その3~4倍の雇用を生み出している。(タンザニア工場の例)
・ 現地では、一人の従業員の現金収入で一家を養っていることも珍しくないため、
  工場一つで、数万人規模の生活を支えていることになる。


…完璧ですね♪ 
しかし本当に… 事業継続ができなければ、蚊帳の供給も止まってしまうため、住友化学は主な購入先となっている国際機関からは、「適正な利益は確保するよう要請されている」そうですが 、こんな心配をされるほどとは、「素晴らしい」以外の何者でもないでしょう。

今年5月、住友化学はナイジェリアに年間2000万張を生産する新たな蚊帳工場の建設を決定。また、今年度はサウジアラビアの拠点との連携も始まるなど、更なる発展が見込まれる蚊帳事業ですが、温暖化により、マラリア蚊の生息地域が拡大しつつある今、これは今後、発展途上国への「社会貢献」ではなく、日本を始めとした先進国各国で、大規模な需要と収入が見込まれる、一大産業になるかもしれません。




【追記・お知らせ】
2009年6月、アカデミーヒルズが、イノベーティブであると共に、熱い想いや志を持つ人をゲストに招くセミナーシリーズ「日本元気塾セミナー」をスタートします。この第一回目に、住友化学株式会社の「オリセットネット」が取り上げられることになりました。詳しくは下記リンク先を参照ください。

⇒日本元気塾セミナー 「日本の蚊帳(かや)が、アフリカの貧困を救う」 
  日時:2009年07月09日 (木) 19:00~21:00、場所:六本木ヒルズ森タワー49階

【ヤフー動画】
国際ビジネスの“現場” -JETRO Global Eye-

米TIME誌も「世界一クール」と絶賛!アフリカで売れまくる
住友化学の“蚊帳”

植民地と宗主国の関係にあった歴史的経緯からアフリカ各地に
多くの拠点や情報網
headlines.yahoo.co.jp
2008.08.27 | 02:50 | 旅人でなくても気になるニュース | Comment (2) Trackback (0)
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コメント
すばらしいですね。
大掛かりなことで解決ではなくて
こういうもともと身近にあったものを改良して
使い続けれるもので出せたことがとてもいいですよね。
これが人々の生活にこんな形でかかわってくるとは思いもしませんでした。
だって「蚊帳」が「生活水準を上げる」といわれるだけだとなんのことやら理解できませんよね。
納得の記事でした。
by:ウナム | URL | 2008.09.07 16:59 [編集] |
ウナムさんへ
そうですね。何をするにしても、どんなにアイディアは良くても、現実に実行可能なものでないと、意味がないですからね。マラリアを運ぶ蚊が発生しないように、水を浄化したり、上下水道を整えることも大事ですが、お金がかかるものは普及に時間がかかります。その点蚊帳は、特にアフリカのような地で現地生産すると格安で生産出来ますし、自分のためのものを自分の手で作っているのだ、という実感が伴うところも意義深いと思います。
by:valvane | URL | 2008.09.07 22:18 [編集] |














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