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・ カナダ、バンクーバーの日本語情報雑誌「Oops!」にて、紹介されました。
  http://www.oopsweb.com/2007/focus/new/1b1.htm (ウェブ版)

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フランス、移民家族の血縁関係証明にDNA鑑定を導入
思うのですが、イスラム社会では離婚後、「子供は男性側が引取る」ことの方が多いのでしょうか…?


フランス上院は23日、フランス移民し、生活基盤を整えた男性が、母国から家族を呼び寄せる際に必要となる血縁関係の証明方法について、DNA鑑定の導入を含む新移民法案を可決し、成立しました(18ヶ月間の試験導入)。しかし、この新移民法は、遺伝情報を移民審査に活用することは倫理上、人権上問題であることから、与野党を問わず強い反発が示されていて、成立はしたものの、最大野党の社会党などは憲法評議会に違憲審査を求める方針。場合によっては、違憲と判断される可能性もあるとのことです。


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…と、ここまでが日本のニュースが伝えた内容ですが、フランスでこれだけ大きな論争を引き起こしているのは、単に「遺伝情報(個人情報の最たるもの)を移民審査に使うのは、倫理的に問題」だからだけではないでしょう。この新移民法は、査証(ビザ)手続きの厳格化によって、フランスの市民権を得た移民が無制限に家族を呼び寄せる(※)のを抑制するのが目的とあるように、つまり明文化こそしていませんが、アラブ系及びマグレブ系の移民(←昨年フランス全土で放火、暴動しまくった若者たち)対策に特化した法律であることが明白です。

※ 出身国によって規定の違いがありますが、基本的にイスラム教では「一夫多妻制」(4人まで)が認め
られているので、「家族呼び寄せ」でフランスにやって来る子供の数は、膨大なものになります。 


と言うことで、この新移民法のニュースをもう1度読んでみますと、「このDNA鑑定は、書類での血縁関係の証明が困難な場合に(裁判官の許可を得た上で)「本人希望」の元、行うとされ、鑑定費用はフランス政府が負担します。」とあるのですが、

「DNA鑑定で使用されるのは母親と子供の関係」の証明のみ」??

DNA鑑定を求めるということは、「証明しろ」と言うことでしょうから、つまり、女性側の視点で言えば、今の夫の子である必要はなく、前の夫の子であっても良い が、男性にとっては、前の妻が産んだ自分の子は、呼び寄せの対象から外されます。…と? 

女性にしてみれば、自分自身が産んだ子であれば「出生証明」で簡単に証明出来ますから、元よりDNA鑑定は必要ないということになります(出生証明を発行していない国もありますが)。しかし、男性にしてみれば、「確かに、今呼び寄せしようとしている妻が産んだ子なのか」と問われれば、連れ子の場合、厳しいものがありますね。この辺の事情も把握した上での新法案だとしたら、ちょっといやらしいな… と思いました。



see also・・
女性「庇護」なのか、女性「差別」なのか

フランスでDNA鑑定導入を含む新移民法案を可決・成立
フランス上院は23日、移民の家族呼び寄せで血縁関係を証明するDN
A鑑定導入を含む新移民法案を可決し、成立した。
www.worldtimes.co.jp
移民家族にDNA鑑定 仏で法成立 野党、違憲審査請求へ
フランス上下両院は二十三日、移民が母国から家族を呼び寄せる際に
任意のDNA鑑定を導入
www.tokyo-np.co.jp
2007.10.28 | 07:52 | 旅人でなくても気になるニュース | Comment (11) Trackback (0)
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コメント
こんにちは。
この件、マグレブ・アラブに特化した法律ではないと思いますよ。マグレブでは一夫多妻制は既に廃れています。まず男性が入国し、半年~1年後に妻子を呼び寄せるパターンが多いのはトルコ系のような気がします(でも一夫多妻ではありません)。
一夫多妻はアフリカ系イスラームにまだ
習慣が残っていたりします。私の知り合いのセネガル女性は第一夫人で、ご夫君は彼女と第二夫人をフランスに呼び寄せ、第一夫人が生んだ長男と第三、第四夫人を母国に残しています。
で、異教徒の女性と結婚したイスラームの男性は離婚時に子供を引き取る方が多いです。
by:ま・ここっと | URL | 2007.11.05 05:33 [編集] |
ま・ここっとさんへ
>マグレブ・アラブに特化した法律ではないと思いますよ。

そうなんですか? この内容だし、あの時のこともあるので、そうなのかと思いました。
しかし、第三、第四婦人は残したまま…って、「平等に愛すること」の条件に反しないのかと勘ぐってみたり。第一、第二婦人を呼び寄せたなら、やっぱり残りの奥さんも呼んであげて欲しいですよね。でも、これがいつまでもずっと続くと、税金を負担している方がしんどくなる一方なので、どこかで線引きをしなくては…というのが、今なんでしょうね。

ところで、異教徒がイスラム教徒と結婚するには、改宗が必須と聞いたのですが…。(そしてその逆は、決して認められない、と)
by:valvane | URL | 2007.11.05 12:54 [編集] |
え~っと・・・(・・;)
確かに、イスラム法では、子供が小さいうちは母親が面倒見ることができるが、
一定の年(大体生理とか精通とかを迎えた後ぐらい)になると、母親は親権を失うってのを、聞いたことがありますね~・・・。

ついでに言えば、イスラーム圏出身の男性と非イスラーム圏出身の女性のカップルが破局した時なんかの、実子の連れ去りっていうか誘拐なんかの話も、よく聞きますよね~・・・。
っていうか、破局してないうちから、連れ去りがありますよね~・・・。

だから、コノ法律があった方が、女性にとっては、ほんの少しですが、救われるような気が、します・・・。
by:sloth | URL | 2007.11.06 01:24 [編集] |
slothさんへ
わ~;; 実子の連れ去り合戦!
そう言えば、それ、聞いたことがありますよ~。
あるアメリカ人女性がアフリカ出身のダンナと離婚した。子供の親権は女性が取ったが、ある日子供が何者かに連れ去られた。探偵に調べてもらったら、なんとアフリカの実家に連れ帰っていた…って話。
アメリカではこういうケースのために、元特殊部隊隊員などによる「救出チーム」を備えた会社もあるとのことです。

それにしてもねぇ… slothさんからの情報でつくづく思うのですが、イスラム社会ではとことん、女性の権利が認められていないんですね。そういうことでは、たまには女性有利なこともあったって良いかもしれません。
でもやっぱり、法律と言うのは平等であるべきであって、、 と思うんですよね。。
by:valvane | URL | 2007.11.06 03:28 [編集] |
こんにちは。

>あの時のこと

あの時とはいつでしょうか?
今やサルコぢのお気に入りラシダ・ダティ法相(モロッコ父とアルジェリア母)が「新しいマグレブ」を広めています。モロッコ訪問でベールなしだけでなく肩を出したドレスで晩餐会に出席したのも画期的でした。

>第一、第二婦人を呼び寄せたなら、
やっぱり残りの奥さんも呼んであげて欲しいですよね。

カトリック生活文化が土台で、一夫一妻制をしいているフランスがこの異国の文化を移民を理由にValvaneさんのご意見を受け入れるのは難しいと思います。フランスが移民に求めているのは順法意識です。そして現在の国内問題はそれを理解する移民と拒否する移民の二手に分かれていることです。


>これがいつまでもずっと続くと、税金を負担している方がしんどくなる一方なので、どこかで線引きをしなくては…というのが、今なんでしょうね。

現大統領サルコは選挙中から自分のまわりにフランスで成功した移民を集め、集会を続けました。(彼自身、移民二世だし)
そこにはマグレブ、アフリカ、ユダヤ、東欧移民が多くいました。サルコの言い分は働いて税金を納め共和国法に従うなら何の問題もない、ということです。(滞在にはこの条件がいる、という大前提です)
そして、倫理上の問題もあります。
そもそもフランスに第一、第二夫人を伴ってこれる移民さんというのは母国では富裕層です。あちらではフランスより贅沢な生活スタイルだったりします。彼らがなぜフランスで労働するのかは貨幣価値の違いではないでしょうか。本人は第三、第四夫人のために定期的に帰国しますし、その間、第一、第二はフランスで留守を守ります。
リビアは別としてモロッコ、アルジェリア、チュニジアでは一夫一妻制で、むしろ彼らの問題は同族婚だったりします(でも都市部ではこれも廃れ始めていますが)。

> 異教徒がイスラム教徒と結婚するには、改宗が必須と聞いたのですが…。(そしてその逆は、決して認められない、と)

これはイスラーム男性は一神教の異教徒(つまりキリスト教とユダヤ教)女性に改宗を求めず結婚できます。が、それ以外の宗教や無宗教の女性にはイスラームへの改宗を求めます。イスラーム女性は異教徒の男性にはイスラーム改宗してもらわないと婚姻できません。なぜなら家長が異教徒ならイスラームが家庭において確固たるものになるのは難しいからです。

異教徒女性との離婚の際、子供を家長であるイスラーム男性が連れ去るのは子供の信仰を守るためというのがイスラーム側の主張です。子供を守る、という理由でモスクと村全体が一丸となって隠すこともあるので発見が難しかったりします。イスラーム同士の離婚だと女性側が子供を引き取るケースが多いですよ。離婚するためにフランスに来るマグレブカップルが多いくらいです。

フランスの法律では離婚後の子供は親双方が平等に面倒を見るし、その各カップルの養育方法は裁判所が管理しています。ゆえにフランスと二重国籍であるイスラーム男性とフランス国籍女性との間で裁判沙汰になりますが、イスラームの法律が優先した国ではフランスの法律が無視されることもあるわけで、だから子供を母国に任せるのですわ。
by:ま・ここっと | URL | 2007.11.06 17:02 [編集] |
ま・ここっとさんへ
詳しい説明、ありがとうございます。
またこれからも、よろしくお願いいたします。
by:valvane | URL | 2007.11.06 19:28 [編集] |
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
by: | | 2007.11.06 23:02 [編集] |
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
by: | | 2007.11.06 23:15 [編集] |
管理人のみ閲覧できます
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by: | | 2007.11.06 23:55 [編集] |
管理人のみ閲覧できます
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by: | | 2007.11.07 00:18 [編集] |
ないしょコメントさんへ
詳しい解説、ありがとうございました。それなのに、すみません。お返事とっても遅くなりまして…。
(言い訳がましいですが、ないしょコメントは管理画面の「おしらせ」ページの下の方か、コメント管理のページでしか見えないのです。。)i-182

ところで、頂いた内容なのですが、なかなか知りえない貴重なものだと思いますし、公開させていただけたらと思うのですが、いかがでしょうか?
(炎上するのではないか、とのお気遣い、ありがとうございます。しかしここはまだ、良くも悪くも発展途上サイトですので、それほど酷いことにはならないかと楽観視しております。また、読んでくださる方に「考えるきっかけ」を作ることが(ニュースサイトとしては)大事、と考えていますので、時には論争も良いかと思います。常態化すると、嫌ですがね。i-229

えっと… いろいろ長ったらしくなりましたが、このニュースを読んで私が思ったことは、「男性側であれ、女性側であれ、どちらか一方に有利となるような、偏った法律はいかがなものだろうか?」ということです。様々な立場の人それぞれの思惑があるでしょうが、世界でも特に「人権」を重視したフランスの法律らしからぬものが制定されようとしているのではないか、ということです。もちろん、私の知識なんて、「日本には世界に誇る平和憲法があるではないか。それなのに…」と言っている外国人と同レベルでしょうが。i-239
by:valvane | URL | 2007.11.26 11:58 [編集] |














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