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旅を楽しむために、大切なこと…。
海外旅行を楽しむためには、もちろん観光地の見どころや宿泊施設、航空チケットについての情報も大切ですが、From VALVANEでは何より「安全であること」が大切であると考えています。 トルコ、カボチャの種取りを手伝う姉弟。安心出来てこそ、旅は楽しめるものですからね。そしてその上で、「その国、その地域の歴史や文化、習慣について」もっと理解を深めることが出来たら…。旅はもっと楽しくなると思いませんか?
そのためにFrom VALVANEでは、旅行先の安全性やお国柄などが良く現れていると思われるニュースを中心に、ピックアップしていきます。

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・ Wikipedia「バクラヴァ」にて、紹介されています。
・ カナダ、バンクーバーの日本語情報雑誌「Oops!」にて、紹介されました。
  http://www.oopsweb.com/2007/focus/new/1b1.htm (ウェブ版)

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「タンタンのコンゴ探検」を巡る騒動、世界中に広がる
「タンタンのコンゴ探検」が、世界中でボイコット?? 南アではアフリカーンス語での出版を停止、ベルギーとスウェーデンでは販売差し止めを求める訴訟が起こされ、米書籍販売大手ボーダーズは、米国と英国のチェーン店で同書を児童書コーナーから大人向けコーナーに移した…? 何がどうなれば、こんな騒ぎになるのか、タンタン愛好者には降って湧いた災難に立ち尽くすばかりでしょうが、本当に驚きです…。




タンタンの冒険旅行シリーズ」は、ベルギーの漫画家エルジェが1929年に生んだ、少年新聞記者タンタンの冒険物語で、フランス語圏を中心とした世界中に愛読者がいます。「タンタンのコンゴ探検」はそのうちの1冊ですが、現在のコンゴ共和国を植民地としていた、その当時のベルギーの世相を反映した描写が見られることから、今月初め、イギリスの人権機関から批判を浴びました。「現地の黒人が「野蛮で愚かな下等な人間」のように描かれている。」というのが人権機関の言い分ですが、これを受けて南アフリカでは、公用語の一つであるアフリカーンス語版の出版を中止。ついにはタンタンのお膝元、ブリュッセルでも、コンゴ出身の大学生が「植民地主義のプロパガンダだ」と主張し、出版停止を求める訴訟を提起する事態になりました。しかし「タンタンのコンゴ探検」は、本当に人種差別的で、出版を差し止められるべき書物なのでしょうか?

まず、「タンタンのコンゴ探検」に出てくると言う、「黒人に対する差別的表現」についてですが、これは東京新聞が詳しく説明しています。

同書では、タンタンが運転する車が機関車を横転させた際、黒人を怠け者としてしかりつけ、働くよう諭すシーンがある。また、タンタンが病気の男性に薬を与えるとすぐに回復し、妻から「偉大な白人」と両手をついてあがめられるなど、白人が黒人の支配者のように受け取れる描写が出てくる。さらに、動物に向かって銃を連射し、殺す場面も繰り返し出てくる。こうした点から、同作品は古くから批判にさらされ、作家のエルジェは戦後の四六年の改訂の際、植民地支配に関する部分だけは削除している。

と。そしてまた、こうも付け加えています。

英語版は長い間白黒版のみで出版され、子ども向けのカラー版が出たのはつい二年前。巻頭には、「後に作者自身も認めているように、当時の欧州人のステレオタイプ的な見方に基づいてアフリカの人々が描かれ、不快に感じる読者もいるでしょう」との≪お断り≫がつけられるなど、一定の配慮はなされてきた。


                                    

エルジェが「タンタンのコンゴ探検」を世に送り出したのは、1930年と、77年も前のことで、書籍として白黒で出版されたのも、1931年。まさか、当時のベルギー社会の考え方、物の見方をそのまま素直に伝えただけのものが、70年余り後になって、これほど騒がれることになるとは思わなかったでしょう。しかし、2007年の今、書店からの撤去や出版禁止を求める動きが、ヨーロッパを中心に世界中に広がっているわけですが、果たしてこれで良いのでしょうか? 時代が変わり、現代の考え方にそぐわなくなる度に焚書していたら、残る書物など、わずかしかなくなるでしょう。また、店頭から撤去し、出版を禁止しようとする人々は、何をしたいのかも、よく判りません。過去の事実、「人種差別行為」があったこと、「植民地支配していた時代」が確かにあったことを「忘れ去りたくて」、撤去やら出版差し止めやらに躍起になっているのだとしたら、それこそ人種差別だと糾弾されるべきだと思います。その意味でも、「タンタンのコンゴ探検」が抹消されることがあってはいけません。

ところで、現実の問題として、タンタンの冒険旅行シリーズは大変な人気で、タンタンのグッズも売れています。ということは、それを生産している人もいるわけで…、それがどこの誰なのか判りませんが、もしYouTube動画にあるように、黒人たちの貴重な現金収入となっているのだとしたら、ますますもって「タンタンのコンゴ探検」は撤去したり差し止めるべきではないでしょう。こう言うと、「マイティ・ミックス社のドッグフード寄付」の話じゃないですが、「プライドと言うものがある」という人も出てくるかもしれません。しかし、プライド云々を持ち出す人間というのは、その国のほんの一握りの上辺に位置する人々であり、その他大多数の国民の思いは、おそらくわかっていないでしょう。

タンタンが人種差別主義者だったことは、判っている。
だけど、「金」なんだ。生きていくためには…。
  


see also・・
「タンタンのコンゴ探検」南アで発売中止に
飢餓に苦しむケニア、ドッグフードの寄付を拒否

タンタン騒動、各国で広がる=人種差別と訴訟も
世界中で親しまれているベルギーの漫画「タンタンの冒険」シリー
ズの1作をめぐり、植民地主義的で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070827-00000013-jij-int
『タンタン』苦境 植民地時代コンゴ舞台
世界中で人気を集めるベルギーの漫画「タンタンの冒険」シリーズ
の一つで、アフリカのコンゴ
www.tokyo-np.co.jp
2007.08.28 | 16:29 | 世界の痛いニュース | Comment (0) Trackback (0)
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