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どんな国を、旅してみたいですか…? From VALVANEでは、海外旅行をされる方がもっと旅を楽しめるよう、旅の情報を集めるお手伝いをしたいと思います。

旅を楽しむために、大切なこと…。
海外旅行を楽しむためには、もちろん観光地の見どころや宿泊施設、航空チケットについての情報も大切ですが、From VALVANEでは何より「安全であること」が大切であると考えています。 トルコ、カボチャの種取りを手伝う姉弟。安心出来てこそ、旅は楽しめるものですからね。そしてその上で、「その国、その地域の歴史や文化、習慣について」もっと理解を深めることが出来たら…。旅はもっと楽しくなると思いませんか?
そのためにFrom VALVANEでは、旅行先の安全性やお国柄などが良く現れていると思われるニュースを中心に、ピックアップしていきます。

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・ Wikipedia「バクラヴァ」にて、紹介されています。
・ カナダ、バンクーバーの日本語情報雑誌「Oops!」にて、紹介されました。
  http://www.oopsweb.com/2007/focus/new/1b1.htm (ウェブ版)

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「イスラム女性ベール問題」に決着?
イスラム教徒の女性のシンボルのような、ベールスカーフ髪の毛や顔を覆い隠すことはイスラム法上の義務であるため、彼女らは例え現在の居住地がイスラム教国ではなくても、ベールやスカーフを身に着けています。そんな海外在住ムスリマ(女性イスラム教徒)のスカーフやベールを巡る問題に対し、エジプトの最高ムフティーである、アリー・グムア師が見解を述べました。

      「海外に住むムスリマは、顔を隠す

    ベールを着用すべきではない。」


 …と。


英国でニカーブ論争が勃発した昨年11月、論争を報じる新聞をニカーブ姿で読む女性イスラム教徒(ロイター)

英国でニカーブ論争が勃発した昨年11月、論争を報じる新聞を
ニカーブ姿で読む女性イスラム教徒(ロイター)


これはイスラム教徒にとって、大変な意味を持つことです。ファトワ(宗教令)として発せられたものではないにしても、ファトワを発する権利があると認められたイスラム法学者(ムフティー)である、アリー・グムア師による見解ですから、ファトワに準じたものとして、これから多くのイスラム教国やそれぞれの宗派で参考にされることでしょう。

イスラム教国以外に住むムスリマのベール(ニカーブ)スカーフ(ヒジャーブ)を巡っては、フランスの公立学校で「中立性」の観点からスカーフ着用禁止論議が起きましたが、昨年秋の、イギリスのストロー前外相の発言「私に面会する時は、イスラム教徒の女性はベールを外してほしい。」では、更なる論議を呼びました。ムスリマの宗教的義務であるスカーフやベールを外せとは、宗教差別または民族差別ではないのか、…と。しかしフランスの公立学校の例で言えば、宗教的なことも含めて「中立」であるべき「公立」の学校で、それでも宗教的戒律に配慮してスカーフの着用を認めているわけですが、この上更に、例えば「給食」について…「ハラル(イスラム教の戒律に従って処理された食品)でないと食べられないから、ハラルにしてほしい。」と要求してくる親がいたため、スカーフのことも含め、問題化したのです。公立学校に通っている生徒はイスラム教徒だけではありませんから、イスラム教徒だけに特段の配慮をすることはできませんからね。いちいちそれぞれの宗教的戒律に配慮していては、給食制度自体が崩壊してしまいます。

そしてイギリスのベール(ニカーブ、目だけを出して他は全て覆い隠す服装)着用に関するストロー前外相の発言の意図は…、これは全く、宗教的なことや差別から発せられた言葉ではなく、もっと基本的な、「コミュニケーション」の観点からのものでした。近年、イスラム教徒を始めとした移民と既存居住民とのコミュニケーション不足が、深刻な事件を引き起こす原因になっていると指摘されていますが、ムスリマ(イスラム教徒の女性)の場合は特に、宗教的理由(親族の男性による付き添いなしには外出できないとか、充分な教育を受けられなかったため知識、特に言語的知識が不足している)によるところが大きいと思われています。そのムスリマと、少しでもコミュニケーションを円滑にするためには… 宗教的に、「ベール(ニカーブ)を取れ」と言うのが難しい問題をはらんでいるだろうことは容易に想像がつきますが、しかし、人と人がコミュニケーションを図る上で大切なもの、「表情」が見えるようにすることは重要である、とストロー前外相は考えたようです。

…と、やや長くなりましたが、これがフランスとイギリスにおける、スカーフとベールの着用問題について、でした。そしてこれに対するグムア師を始めとしたエジプト宗教界の穏健主流派の意見と言うのが、ニカーブ(ベール)は単なる砂漠の遊牧民に伝わる習慣に過ぎず、「ヒジャーブはイスラム法上の義務だが、ニカーブは違う」というものです。そしてまた、グムア師は

「郷に入れば郷に従え。伝統的な風習に固執し、政治的な問題を起こすのはイスラム教のためにもならない。」

とも説いたのです。「郷に入っては、郷に従え。」とは、まるで日本の言葉ですが、すごく画期的なことのように感じました。そうなんですよね。それぞれの個人や民族のアイデンティティーを主張するのは、世界では「普通」のことですし、むしろ求められたりしますが、それも程度や場合によりけりというわけで…、特に移民として他所様の国にお世話になることになれば、相手国の文化や習慣を尊重する必要も出てくるわけです。それを「差別だ」と言い放つことで馴染もうとせず、むしろ時には「対立」してきた人たちもいたわけですが、これで少なくともスカーフとベールに関しては、一定の根拠とするに足る回答が得られたわけで、対応に困っていた(?)ムスリマも行動しやすくなったことでしょう。


さて、どうやってスパゲティを食べる…?




イスラム女性の顔隠すベールは宗教上の義務か?
「海外に住むムスリマ(女性イスラム教徒)は顔を隠すベール(ニ
カーブ)を着用すべきではない」-。
www.iza.ne.jp
2007.05.03 | 20:53 | 世界の宗教ネタニュース | Comment (2) Trackback (0)
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コメント
頭が痛い問題ですよね。
思うに、彼らは招待されてきたのか?それとも自分の意志でスーツケースに荷物を入れてきたのか?という原点を考えるべきです。
嫌だったら帰ると言う選択肢があります。
私は自国でない国に住んでいるので、仲間に入れてもらっているという気持ちでいます。
by:あがぴょん  | URL | 2007.05.04 04:06 [編集] |
あがぴょんさんへ
そうですね。自分の意志でその国に来たのなら、相手国の文化や習慣は尊重して欲しいです。そして、嫌だったら帰れ、と。
無理して公立の学校に通う必要はないですしね。

あがぴょんさんも、外国で暮らされていると習慣とか、大変なこともあるでしょうね。
旅行中の買い物だけでも、日本とは営業時間が違うので困ったりするくらいですから。。
by:valvane | URL | 2007.05.04 16:39 [編集] |














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