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海外旅行を楽しむためには、もちろん観光地の見どころや宿泊施設、航空チケットについての情報も大切ですが、From VALVANEでは何より「安全であること」が大切であると考えています。 トルコ、カボチャの種取りを手伝う姉弟。安心出来てこそ、旅は楽しめるものですからね。そしてその上で、「その国、その地域の歴史や文化、習慣について」もっと理解を深めることが出来たら…。旅はもっと楽しくなると思いませんか?
そのためにFrom VALVANEでは、旅行先の安全性やお国柄などが良く現れていると思われるニュースを中心に、ピックアップしていきます。

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・ Wikipedia「バクラヴァ」にて、紹介されています。
・ カナダ、バンクーバーの日本語情報雑誌「Oops!」にて、紹介されました。
  http://www.oopsweb.com/2007/focus/new/1b1.htm (ウェブ版)

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フランス暴動事件の背景にあるもの
本日は先の「埼玉県老人ホーム傷害事件」に続きまして、マスコミの報道姿勢に疑問を投げかけ
る内容です。それはフランスの一連の暴動事件について。これについては新聞やニュースで連日
のように取り上げられていますので、フランスで暴動が起きている事、そのパリ郊外で起きた暴動
が徐々に拡大し、ついにはフランス全土に広がり、死者まで出てしまったこと…などなど、すでに
聞かれているかと思います。しかし、どうも… 
    【実情】  と、  【メディアを通して伝えられるもの】とは、

                若干異なる ようです。

本当にマスコミ各社は、この事件の背景にあるものを理解しているのでしょうか? 私としては、
これは実情を知らない人々の誤解や認識間違いを生む原因となりそうで心配されます。


ところで、私はフランスに滞在した経験はありますが、と言ってもたった2ヵ月半です。フランスという国について、旧宗主国であった国からの移民(イスラム教徒)が非常に多いことは知っていますが、でも、そんなものです。「知っている」と言えるほどのことは知りません。今回の事件の背景となっている、フランスにおけるイスラム教徒のこと、移民に対する政策のことなど、知らないことばかりでした。なので、リンクさせてもらっている【ma_cocotteさんのブログ『■Tant Pis!Tant Mieux!そりゃよござんした。■』では、すごくたくさんのことを教えていただきました。つきましては今回の
エントリーのかなりの部分を、そのma_cocotteさんのブログから参考、引用させてもらっている
ことを、あらかじめお断りしておきます。
(ma_cocotteさんへ : すみません、お世話になりました!m(_ _)m )

                 *     *     *     *     *

まず、ざっと流れをおさらい。(本当に、ざっと。)

>暴動のきっかけは先月27日夕に起きた。パリ郊外で、警官の職務質問から逃れようと変電所
>内に逃げ込んだマリ系とチュニジア出身の少年2人が午後6時ごろ感電死した
。同10時ご
>ろ、事件を聞きつけた若者が集まり「追い込んだのは警察だ」と路上に駐車してあった車に火
>を放ち、機動隊数百人に投石。
大規模暴動の発火点となった。
                             仏暴動:反感の高まりを危惧 フランス国内のイスラム教徒

それが日々飛び火し、パリ郊外どころかディジョン郊外でも暴動が起き、コルシカ島ではマグレブ系による軽いテロが勃発…。騒ぎは収まりを見せるどころか、さらに飛び火…!

>3日夜から4日早朝にかけてはマルセイユ、ディジョン、ルーアンの3都市だったが、4日夜から5日
>早朝にかけてはリール、ストラスブール、ニースなどでも暴動が発生し、地方都市だけで、車両計
>253台が焼き打ちされた。               移民若者の暴動激化、パリ郊外から地方都市へ波及
 
               France Map 暴動
さらに、

>フランス各都市で続発している暴動で、負傷していたパリ郊外に住む男性(61)が7日、死亡した。
>一連の暴動での死者は初めて。また、ベルリンとブリュッセルの中心部でも6日夜から7日未明に
>かけ、それぞれ車5台が放火された。        <仏暴動>初めての死者 独、ベルギーにも飛び火


…というわけです。では、この暴動の原因としてマスコミは「何をどう取り上げている」でしょうか?

 <仏暴動>移民若年層、差別に怒り 疎外感が過激化招く 毎日新聞
  暴動がこれほどまでに拡大した背景には、治安維持を優先するサルコジ内相の強硬路線に対する反発だけでなく、
   就職、家探しなど日々の暮らしの中で移民が直面する差別への怒りがある。/移民2世、3世の若者は「生まれ
   故郷」であるはずのフランスで差別を味わっている。

 パリ郊外の暴動8日連続、移民の貧困・失業背景に 日本経済新聞社
  背景には移民の貧困、失業など構造的な問題があり、シラク仏大統領が事態の沈静化を指示するなど国家的な
   治安の危機を迎えている。

 パリは依然燃えている!仏の暴動拡大、背景に貧困・失業問題 サンスポ
  暴動が集中しているのはパリ郊外、アルジェリアやモロッコなどアフリカ北部からの移民とその子供、イスラム教徒
   などが多い地域。低所得層用の集合住宅が密集しており、他地域より失業や貧困、犯罪発生などが深刻で、人種
  差別
への反発も強い。

 パリ郊外で暴動再発、少なくとも車150台に放火 ロイター
  暴動の中心は北アフリカ系のイスラム教徒らで、人種差別により二級市民の地位に押し込められていると抗議。
 パリ郊外で若者が暴動 失業や警察に不満 朝日新聞
  失業や貧困とともに日頃の警察活動への不満が背景にあり、サルコジ内相への風当たりも強まっている。


こうして見ると、キーワードとして

  「(人種)差別」「貧困」「失業」 (と「警察への不満」

があるようですが、…本当にそうなんでしょうか?



◆事件の背景・時期◆

まず事件の背景として、ちょうどイスラム教徒の断食月「ラマダン」に当たっていました。ラマダン
の間、イスラム教徒は日の出から日没までの間、一切の飲食を断ちます。これは空腹や乾きに耐え、貧しい人々の立場になって物事を考えるためであり、イスラム教徒にとって1年で最も大切な行事です。

ところが…?

何をどう履き違えたのか、あれだけイスラム教徒であることを声高に主張する彼らなのに、その【ラマダンの何たるか】が分かっていないようです。「ラマダン中で(日中)食事ができず、空腹で気が立っている」ことを理由に、やりたい放題! 

例えば、ma_cocotteさんが買い物をしてレジで並んでいた時、12・3歳の少年2人がべったりくっつ
いてきました。で、財布が入ったかばんを触って来る。ところがバッグはマジックテープで開閉
するタイプのもので、開けようとすれば力がいるし、もし開けたらそれなりの音が響きます。そんな
わけで、彼らはバッグから財布をくすねることを諦め、代わりにベルトコンベアの一番後ろに置いて
あったケーキをひっくり返しました。
「何するの?」と睨みつけたら、「ワザとじゃないよー♪」と。

ここで微妙な問題を落とすのが、 Pitié! ピチエ!哀れみを!」

…フランスはカトリックを国教と定めていますが、ここで「ピチエ!」と言えば赦されるイスラム教
と、「ピチエ!」と言われたら赦さなければならないカトリック教徒の利害が一致するのです。そのため、一度この言葉を出されてしまうと相手を赦さざるを得ず、日本の道徳を持ち出してギャアギャア叫んだところで、白い欧州系フランス人からも野蛮人のごとく扱われるのはこの少年2人ではなく、こちらになるのです。                    (「ラマダンから8日目の夕方に。」より)

ma_cocotteさんだけでなく、私にとっても理解しがたい習慣です。
   これって、何か間違ってない?! 
…でも、外国で暮らす以上は、理解しがたい文化があっても当然なんですが。(-_-;)
しかし、この「ケーキひっくり返し」はまだ良い方で、路地裏はもっとヒドイようです。これを警察がお構いなしに「犯罪は犯罪!」として取り締まったなら…? 「警察への不満」となるんでしょうか?
これについて、ma_cocotteさんも言及されています。

   昨日の国会中継では社会党、共産党それぞれの代表者が「少年2人は警察に追われてトランスに飛び込み
    感電死した、この原因は犯罪と不法移民の取り締まり強化を打ち出しているサルコジ内相と警察
    当局にある
」と現政府を批判しました。

           国が犯罪と不法移民の取締りを強化しちゃあ
          いけないんでしょうかね?

   ここで一言。彼らが飛び込んだとされるトランスは小さくて人間が飛び込めません。近隣3箇所のトランスを
    いたずらしている最中の感電と10月28日のニュウスは彼らが破壊したトランスを映して報道されています。

           【Danger de Mort(死に至る危険)】とはっきり明記された
          トランスを触ったんですよ?

                                        (「遅すぎたラマダン明け」より)



◆差別(?)の実態◆

次にキーワードで出てきた「差別」「貧困」「失業」ですが、上に挙げたロイター電の日本語版には、このような一節がありました。

  「暴動の中心は北アフリカ系のイスラム教徒らで、人種差別により二級市民
 の地位に押し込められている
と抗議。」

…「二級市民」って?(;^_^A

ロイターに限らず、新聞各紙が「差別」があることを伝えています。しかし、これは本当なんでしょうか? いえ、そんなことはないようです!

「私の日常ではアジア系よりマグレブ(地中海沿岸北アフリカ諸国)系は就職もろもろで優先
されていますよ。
例えば順番待ちの履歴書リストでもアジア系はマグレブ系の後回しになることが多いです(経験者=私は語る)アジア系は三級市民でしょうか。確かに日本国籍
者はEU国民、旧植民地国民と異なりフランスにおいて何の優遇もありません。」
                                       (「もうどうにも止まらない。」より)

それどころか、31閣僚のうち2人は明らかにマグレブであり、また前内閣にもマグレブ系の大臣が
いたとのことです。大臣にもなれるほどなのに、どうして「二級市民」と表現されるのか、どこが差別
なのか、よくわかりませんね。失業率については、なぜそれを理由に挙げられるのか、見当もつきません。むしろ、優遇されているではありませんか(アジア系より)!


このように、このフランスにおける暴動事件に関するマスコミの報道内容は

            実情と食い違っている

点が、多く見受けられます。みなさま、
くれぐれもマスコミの報道内容を鵜呑みにされませんよう!! 





…余談ですが、以前、「古書店で万引きをした少年が店長にみつかり、通報を受けた警察が話を聞いている最中に逃走。遮断機をくぐって逃げようとした少年は、電車にはねられて死亡した。。」そんな事件がありましたよね。なにかその時のことを思い出しました。
事件が報じられたとき、テレビのインタビューでは、「中学生くらいの子が万引きをしたりするのは、誰でもやっていることで、そんなことで警察を呼ぶなんてほんとうにひどい」 と答えた方もいて、また少年の父親も「廃業していただければ本当にうれしい。あそこを通るのはつらいし。本屋さんの中でウチの子はどんなつらい思いをしたか。きっと一生懸命、謝ったと思うんですよ。しかし、あんな形で死んでしまって本当に悲しい死に方でした」とコメントしたのでした。
何か、似ていませんか?

親という人でなし~川崎少年万引き事件~

また、彼らイスラム教徒が、例えばどんなことに対して「差別」を感じ、「不満」に思うのか、同じくma_cocotteさんによる、とても興味深い記事がありますので、ご紹介しておきたいと思います。
ma_cocotteさん、いっぱいありがとうございました! 人(--*)謝謝

2005年新春アラブんの主張「学校給食をハラルに改善せい!」

2005.11.08 | 07:43 | 旅人として気になるニュース | Comment (3) Trackback (1)
<<フランス暴動事件 補足 | ホーム | 中国の最新鋭自販機>>
コメント
こんにちは!
TBどうもありがとうございました。
実は今回の誤解を防ぐために書かねばならないことはまだまだあります。
警察というひとつの言葉についてもフランスには内務省管轄の国家警察と地方警察がある。そして国防省には「憲兵隊」が存在し、この三つ巴が市町村の治安にあたっています。
例えば警察に電話をするとすると警察または憲兵隊につながります。

これについても近いうちに書きたいと思っています。

で、私の昨日のエントリーに在マルセイユ領事館からの号外メールが張ってあるので、ぜひご覧いただけるとうれしいです。
というのはガナッシュさんの上記エントリーが私ひとりのブログからの引用が多いので「嘘だろ?」と誰かに言われたらちょっと悲しい(笑。
てなわけで領事館のメールをご一読いただくと、これまでニュウスになっていないだけで、この手の犯罪が日常茶飯事である、ということが確認いただけると思います。

TBどうもありがとうございました。
何か気づいたことがありましたら、お知らせくださいね♪
by:ま・ここっと | URL | 2005.11.08 19:47 [編集] |
お世話になりました
ま・ここっとさん、ありがとうございました。v-411
フランス在住者のお話が聞きたかったのですが、ま・ここっとさんほど詳しく
取り上げられている方が他に見当たらなかったので、私としてもチト苦しいかな~;;
と思いつつ、書いていました。
他にも在住されている方で詳しく取り上げられている方がいないか、探してみますね。
マルセイユ領事館からのメールも、別に資料として載せようと思います。
ありがとうございました。また何か分かりましたら、お知らせください。v-22

(えっと「ファトゥア」でしたっけ? あれについても詳しく取り上げているニュースは
全くなく、とても参考になりました♪ 今回のエントリーは「報道から受けるものと実情
の食い違い」をテーマにしましたので、取り上げませんでしたが、もし機会があれば
参考にさせていただきたいと思います。)
by:ガナッシュ | URL | 2005.11.09 08:25 [編集] |
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
by: | | 2005.11.09 09:59 [編集] |














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