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そのためにFrom VALVANEでは、旅行先の安全性やお国柄などが良く現れていると思われるニュースを中心に、ピックアップしていきます。

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・ Wikipedia「バクラヴァ」にて、紹介されています。
・ カナダ、バンクーバーの日本語情報雑誌「Oops!」にて、紹介されました。
  http://www.oopsweb.com/2007/focus/new/1b1.htm (ウェブ版)

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ハドソン川不時着のUSエアウェイズ機、カナダガンは想定外
CNNが、何やら物騒なことを報じております。。 (・_・;

カナダガン by Wikipedia(Serbish )今年1月15日、ニューヨークラガーディア空港を離陸後間もなく、両方のエンジンが停止してハドソン川に不時着した、USエアウェイズ1549便の事故。一歩間違えば大惨事になったところを、機長の機転で進路を変更。ハドソン川沿いに南に飛んで、不時着に成功し、乗客乗員155人は全員無事に脱出。「ハドソン川の奇跡」と呼ばれました。

この事故の原因について、調査していた米スミソニアン研究所は8日、USエアウェイズ機に衝突してエンジンを停止させたのは、渡り鳥である「カナダガン」(右写真)であったとする結論をまとめ、米生態学会の専門誌に発表しました。

…と、ここまでは既に発表済みの内容なのですが、ちょっと驚いたのは、この後。どうもUSエアウェイズ機は、カナダガンのような“大型の鳥”が事故の原因になる(鳥が吸い込まれてエンジンが止まる)ことを想定していなかったようです。
(写真はカナダガン、Wikipediaより、Serbishさんが投稿されたもの)


CNNによると、「航空機のエンジンは、体重1.8キロ程度までの鳥なら衝突されても耐えられる設計になっている」そうです。しかし、今回のエンジントラブルの原因となった「約900メートルの高度を飛んでいたメスのガン少なくとも2羽と、オスのガン1羽」の羽毛の成分を調べた結果、「ニューヨークに生息するガンとはかなりの違いがある」「カナダのラブラドール地域から渡って来たカナダガンだった」ことが判明。「カナダガンの推定体重は約3.7キロ。」あるそうで、今回の調査を踏まえて「エンジンを3.7キロの鳥に耐えられる設計にすべきかどうか、論議が起きる可能性もある」そうです。

…物騒な話ですねぇ;;  

まず、、 「ニューヨークに生息するガンとはかなりの違いがある」カナダガン(推定体重は約3.7kg)が原因となったことは、想定外だった、と言っているわけですが、Wikipediaによると、ニューヨークはカナダガンが「通年で生息している地域」(グリーンで表示)です。あるいは、ちょっとズレたとしても、「冬に渡ってくる地域」(ブルーで表示)です。年中見かけるような鳥を、バードストライクの可能性から外して考えるのは、おかしいと言わざるをえません。それは、もし1年の一時期にしかいない鳥だとしても、同じです。渡り鳥の飛行ルート、目的地及び途中の中継地はほぼ完全に決まっていて、毎年やってくるのは確実なのですから、やはり想定しておくべきだったでしょう。それを
体重1.8kg 程度までの鳥なら衝突されても耐えられる設計
にしか、していなかっただなんて…。カナダガンの半分じゃないですか;; 

カナダガン生息地域図 by Wikipedia

カナダガン生息地域図 by Wikipedia



そして、、 今回の調査を踏まえて「エンジンを3.7キロの鳥に耐えられる設計にすべきかどうか、論議が起きる可能性もある」そうですが、「(論議が起きる)可能性もある」と言うことは、「論議が起きない可能性もある」と言うことですよね…。

更に、、 「カナダガンの推定体重は約3.7kg」と言うことで、「エンジンを3.7キロの鳥に耐えられる設計にすべきかどうか」と言っているそうですが、そもそもの設定自体が「間違っている」ないし「甘い」。

本来は渡り鳥であるはずのカナダガンは、近年、温暖化のためなのか、人による餌付け(絶滅危惧種に指定されたこともあった)のためなのか、、 原因は不明ですが、渡りをしなくなった群れもあるということです。そして、その「渡りをしなくなった個体」というのは、渡りをする個体に比べて(エネルギーを使わないので)「大きくなっている」という話もあり、それを反映してか、Wikipedia の説明でも、カナダガンの体重は「オスは約6.5kg、メスは5.5kg」となっています。航空機製造メーカーの想定体重を、遥かに超えているわけです…  例え論議されて、想定体重が見直され、設計基準が変更されたとしても、その「想定体重」が現実と合っていなければ、何も意味がありませんよね。


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最後に、『素敵な宇宙船地球号』(5月3日放送)によると、鳥がエンジンに巻き込まれて起きる事故(バードストライク)は、年間で約20,000件起きているそうです。これが日本国内の数字なのか、アメリカの数字なのかは分かりませんが、それだけ「ヒトも危険に晒されているが、それ以上に鳥は殺されている」んですね。ハドソン川の事故にしても、ヒトとしては「全員無事」でしたが、鳥にしてみれば「3羽死亡」だったわけですから。

ラガーディア空港については、海上に面していて、周囲には海鳥が繁殖していることから、以前からバード・ストライクの危険は指摘されていたそうです。そのため、空港周辺の巣の材料になるようなものは撤去するなど、対策は採られていたということですが、それでも事故は起きてしまいました。どうしようもない部分もあるかとは思いますが、願わくばヒトの一人よがりにならず、鳥たちと共存できる、より良い方法が見つかって欲しいです。



参考にしたサイト:
ハドソン川不時着事故はバード・ストライクが原因 (「壺 齋 閑 話」より)

関連エントリー :
J・F・ケネディ国際空港、遅延の理由は…カメ?!

NY旅客機事故の原因は体重4キロの渡り鳥
スミソニアン研究所は、USエアウェイズの旅客機に衝突して
エンジンを停止させたのは
www.cnn.co.jp
2009.06.10 | 18:18 | 世界の航空会社・空港ニュース | Comment (0) Trackback (1)
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まだ書き足りないことがあったので、現場リポート(総論2)です。 前回では、アメリカならではというか、NYならではの「ボランティア精神」についてテーマとしていたが、気になっていたことがある。 当日事件後、現場を離れて(救出活動はほぼニュージャージ側で完結)

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